カジノはそんなに怖くないッ!

等身大ローローラーの寝言集

勝利を阻む限界はこうして乗り越えよう! カジノ必勝総論後編

カジノにちょこっと興味のあるみなさんこんにちは。

さて今回は、「上がり時」3部作の後編です。また、これまで述べてきた総論的な話のまとめもしていきたいと思います。ちょっと長くなってしまいましたが、とても大事な話なので、きっとお役に立てるはずです。それでは、はじまりはじまりー。

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限界を乗り越えるための方法論

中編では、4つの限界についてお話しました。

ある意味、どんな時もこの「心と体と時間とお金」という「4つの限界」は、やってきます。

したがって、限界はあるものとして捉え、どうしたら影響を少なくすることができるのか、克服していけば良いのか、ということこそが、カジノで勝つために一番考えなければならないことでしょう。これを自分なりによーく考えて、うまく実践することさえ出来れば、おのずと勝利は近づいてくるものです。

しかし、正直、初めてカジノに行くのに、事前に限界を克服する方法を想像せよというのは、土台無理な話です。ぼくだって、何度もカジノの厚い壁に跳ね返されながら、いまの方法論を身につけていったものです。

というわけで、ぼくが実践する方法をご紹介しましょう。ただ、細部までここに書くと逆に分かりづらくなるので、まずは総論的な話をします。各論は、また別稿でご紹介しようと思います。

その1 練習を通じて谷の深さを知るべし

はっきり言って、これに尽きると言っても過言ではありません。どれだけマイナスになるのか、マイナスになってからプラスに回復するのにどれくらい時間が掛かるのか、ということを、体感的に覚えることが必要です。これさえ掴んでいれば、「どこまで負けるんだろう」という恐怖心から解放されるのはもちろん、どれだけのお金を持っていくら賭けるのかが分かるので、お金の限界対策にもなります。

そして、「山谷の振れ幅が少ない方が圧倒的に取り組みやすい」という点も良く覚えておいてください。山が高いがゆえに、谷も深いとなると、どうしても軍資金不足を起してしまいがちです。競馬で言うならば、三連単より複勝で勝負、です(競馬はハウスエッジがべらぼうに高いので、どうせなら三連単で大きく勝つことを狙っても良いと思いますが)。

では、どうやって谷の深さを知るのか。それには、なんといっても練習あるのみ、です。カジノに行ったことがない人に「カジノに行く前に、練習が必須だよ」というと、「カジノに練習が必要かよー」と一笑に付す人が多いですが、何もわかっちゃいない戯言です。実際、カジノをはじめて経験した友人はみな、口を揃えて「事前に練習しておいて本当によかった」といいます。

練習は簡単で、ハウスエッジ的かつ山谷の振れ幅的によいゲームを見つけたら、自分でトランプを切ったり、サイコロを振ったりして、とにかく家で実際にやってみてください。あるいは英語ですが、無料で遊べるゲームを提供しているサイトもいくつかありますので(こことかこことか)、そこでひたすら打ってみるのもよいでしょう。ただ、個人的には、コンピュータ相手だとどうせイカサマだろと考えてしまったり、実際に連勝・連敗が多いなど、勝ち負けに傾向がある場合もあるので、参考程度に考えるのがよいでしょう。

ただし、これが一番大切なことですが、この「谷の深さ」は、ゲームの種類、賭ける方法、賭ける額、賭ける箇所数などにより、ものすごく変化してしまうものなのです。ほんのちょっと賭け方を変えるだけで、ものすごく谷が深くなることもザラです。

ですので、練習の際は、必ず「実際に賭ける方法」を前提として行うべきです。練習だから1箇所に1000ドル賭けて一発で元を取ろう!とかいうのは、全く練習になっていません。同じ方法を繰り返しながら、どれだけ勝つのか負けるのかをじっくり観察してください。

ちなみに、実際に練習をする時に、チップがあったりテーブルのシートがあると、俄然気分が盛り上がります。現地のお土産屋で買えたり、いまはネットショップなどでも入手できるので、形から揃えるのもいいかもしれません(ぼくは現地で買ったクラップスレイアウトのバスタオルと、ネットで買ったボーカーチップセットで練習しています)。

その2 勝負するときは後の予定を入れるべからず

これは時間の限界に対する鉄則です。ラスベガスに行けば、カジノだけでなくショッピングもあればマジックショーも、シルクドソレイユもグランドキャニオンも楽しむべきです。しかし、カジノゲームは、こちらの事情を全く考慮してくれません。ほんの十数分でバババーッとプラスを積み上げて勝ち逃げができたかと思うと、泥沼の連敗スタートでマイナス圏を行ったりきたり、ようやく大きな上昇気流に乗っかってプラスに転じて上がってみたら、なんと6時間経っていた・・・ということも、実際には起こります

したがって、いつ何時カジノさんが大きな戦を仕掛けてくるか分からない以上、生半可な気持ちで戦いを挑むことは命取りになりかねません。後の予定があるときは、軽い勝負にとどめるべきですし、待ち合わせ時間も、できれば緩く設定したいところです(もちろんない方がベストですが)。

その3 人通りの多い台で打つべし

テーブルカジノあるあるで、場が冷えてくる(全然いい手が出なくなる)と、参加者がひとりふたりと抜けてゆき、結局自分ひとりになってしまうことがよくあります。それでもじっと我慢してプラスの流れを呼び込むのがセオリーですが、正直、自分で呼び込めればこうはなっていないわけで、他人の運を利用したいと思うのが人情。

そんなとき、カジノの奥まったところでプレイするより、人通りが多いテーブルでプレイする方が、新規プレイヤーの参加する確率が高いのは言わずもがなです。また、最悪の場合、1人だけでプレイしていると、テーブルを閉められてしまい、強制的に止めざるをえなくなることもあります。

こうした事態を避けるため、テーブルを選ぶ際には、人が寄りやすい場所かどうかをよく観察してください。また、常に人が集まってくるよう、テーブルの雰囲気が良くなるように心がけましょう。他人の勝利も一緒に喜んだり、みんなで勝ったら多少大騒ぎしても良いと思います。みんな明るく楽しい台で遊びたいと思いますから。

その4 万全の体調で臨むべし

カジノは基本的に「アウェイ」ですので、できるだけ心配事が少ない方がよいのは間違いありません。体調はその際たるもので、タダでさえ海外に来てなんとなく胃腸が悪いとか頭がぼんやりする、という状況でカジノさんと対峙するのは危険です。体と心は常にお互い影響を与え合っているものですから、体の調子が悪いとついマイナス思考に陥りがち。体調が悪かったり睡魔が襲ってきたときは、無理に勝負をせずホテルの部屋に戻ることをおすすめします。ただ、いったん戦いが始まってしまったら、徹底抗戦すべきですが。。。

その5 軍資金は可能な限り多くの金額を持っていくべし

例えば10万円軍資金を持っていったとして、9万円負けたときに人はどう感じるしょうか。経験上、かなり切羽詰った気持ちになるものです。絶望といってもいいでしょう。このように、心理的にも金銭的にも、使うかどうかは別として、持っていくお金は多ければ多いほど良いです。いざとなればまだまだあるぞ、という余裕が平常心を生むわけです。

では目安としていくらぐらい持っていくのがよいか。これはとても難しい話ではあります。私見では、谷の深さにもよりますが、大体谷の想定値の2・5-3倍以上のお金があれば安心してプレイすることができるでしょう。ぼくがクラップスで実践している方法でいけば、谷が10ドルがミニマムベットの台で1200ドル程度なので、3000ドル以上持っていくことを推奨しています。イメージとして、賭け額より圧倒的に多い金額が必要となります。

例えば、1000ドルなんて、300ドル負けを3回喫するとあっという間に土俵際です。ハウスエッジの低いブラックジャックやクラップスでも、(たとえミニマムベットで遊んでいたとしても)300ドルマイナスなんて日常茶飯事で発生しますので(だから300ドル負けで上がってはいけないとも言えます)、ちょっと足りないかなというのが実感です。まあこれは賭け方にも大きく依存する話ですが。

その6 理論を強く信じるべし

練習を通じて作り上げた理論ができたならば、カジノの現場ではその理論を強く信じるべきです。逆に言えば、強く信じることができない理論であれば、それは何も役には経ちません。

絶対にこの方法で間違いないんだ、と強く信じることで、次々襲い掛かる逆境に耐えることができるのです。なんだか宗教みたいな話ですが、カジノに行くと、本当に寄ってたつ理論があることが心強く感じます。この世に宗教が存在する理由が分かるような気になるのです。

ただ、これも宗教と同じで、おかしなものを信じると大変な目に遭いますので、やはり実際に練習をたくさんやってみて、信じられるかどうかを自分でチェックすることを強くおすすめします。

総論の終わりに

さて、何回かにわたって、カジノで勝つための総論的な話をしてきました。

これを読んでいて、「なんだか結構大変だなあ」と感じられる人もいたかもしれません。

そうなのです。カジノで勝つのは結構大変なのです。

疲れた体を鼓舞し、負け続けるんじゃないかという恐怖心や同行者の冷たい視線に打ち克ちながら、数時間にわたり忍耐を強いられることも珍しくありません。こんな過酷な戦いを潜り抜けることで(超ラクな戦いが続くこともたまにありますが)、常勝の世界は拓けるのです。(そういう意味で、「カジノでプラスなの?じゃあ奢って!」と気安く言い寄ってくる輩は大嫌いです。ラッキーだけで勝ったわけじゃないことを彼らは知りません。)

しかし、だからこそ勝った時の喜びは大きいものがありますし、また単純に、勝ちを積み重ね、夜寝る前に数えるドル紙幣が日々増えていく様は、それまでの疲れを癒して余りある幸福感を与えてくれます。

だからこそ、練習あるのみ!まずは興味のあるゲームを、実際に(お金を賭けず)やってみてください。その際、「これは本番に向けたリハーサルなんだ!」と強く念じることが重要です。そして、どれだけ勝つのか負けるのか。勝つ為にはどのくらいリスクを負うのがいいのかを試行錯誤してみてください。

「そうは言っても、手がかりがなく闇雲にやるのも効率的ではないよなあ」

そういう意見もごもっとも。そこで、今度は各論として、ぼくか実際やっている種目等についても、述べていきたいと思います。楽しみにしていてくださいね!

 

前編と中編はこちら

http://enjoycasino.tokyo/2017/02/07/83

http://enjoycasino.tokyo/2017/02/12/142

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