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等身大ローローラーの寝言集

クラップスはこれで勝てる!必要な予算付き! カジノ必勝各論その2

カジノにちょこっと興味のあるみなさんこんにちは。

さて、今回はいよいよ勝つためのクラップス戦略論のお話です。

これであなたも常勝軍団の仲間入り!

(まぁいうまでもないことですが、ギャンブルですから自己責任でw)

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基本的な戦略はあまりにも単純

さて、クラップスで勝つための基本戦略は、実は極めて単純です。

基本戦略

  1. パスラインにミニマムベットを賭ける
  2. カムアウトロールを通過したら、マックスベットのオッズ賭けをする←これ最重要
  3. カムも1箇所同様に賭ける(これでパスラインとカムの2箇所賭けになる)
  4. 出目に一喜一憂する
  5. どちらか(パスラインとカム)が当たれば、また繰り返して賭ける
  6. あとはプラスになるまで続ける

これだけです。パスラインはクラップスの最も基本的なルールであり、オッズ賭けは最も有利なルール、さらにカムは基本的にはパスラインと同じルールでタイミング(あるいは当たり目といってもいいです)が自分専用になるだけです。

この賭け方はラスベガスルール(オッズが3-4-5倍まで)ですとハウスエッジが0.374%となるので、非常に「割の良い」勝負ができることになります。ハウスエッジのお話は以前のエントリーでまとめています。

http://enjoycasino.tokyo/2017/02/06/59

単純なのにあまり実践されない理由

しかし、こんなに簡単で割りの良い方法を実践している人は、実は少数派です。その理由を自分なりに考えてみました。

その1 割と退屈

賭ける場所が2箇所になりますので、その目が出なければ「引き分け」、7が出れば「負け」になります。プレイスベット(自分の好きな目に賭ける方法)にズラッと賭け金を並べている人たちがわいわい盛り上がっているのを横目に、こちらの目が出ていなければ本音は「ふーん」です。

しかし、長年の研究成果からすると、一回の旅行(4泊程度)で2~3000ドルのプラスを目指すプレイヤーなら、基本は2箇所で十分というのがぼくの結論です。出るときはこの2箇所の目がどんどん出ますし、ぐるぐる廻っていきます(パスラインとカムに置いては増えて戻ってきてという同じことが何度も繰り返されるので、ぼくは「廻る」という表現を使っていますw)。逆に出ないときは、3箇所だろうが4箇所だろうが全く出ません。テーブル各所に配置された自分の兵ともいうべきチップたちが根こそぎ持っていかれる、いわゆる「満載沈没」というやつです。

もちろん、あまりにも出るときは(「出ないとき」ではないことに注意!)3箇所賭けにしてビッグウェーブを増幅させることもありますが、普段から3箇所賭け(あるいはそれ以上)にすると(実際何度かやってみました)、出ないときのロスが多いという印象です。まあこれはあとでお話しする予算にも絡んでくるところではありますが、出るときよりも出ないときの方がやや多いという感じなので、自分のちょうど良い賭け方を見つけてください。

ちなみに、この方法ですと、賭けた箇所数の分だけ当たり目が出れば、オッズの倍率分だけプラスになります。つまり、2箇所賭けなら2回出ればプラスで、3回目からは元本もオッズも含めた額が純増。こう思えば、だいぶ気が楽になるものです。

その2 一攫千金が期待できない

この賭け方は少ない元手で大きなマネーを夢見る人には向きません。たとえばゾロ目を当てて配当が8倍や10倍になるhard way や、さらには最高配当2000倍(10ドル賭ければ200万円以上!)の fire bet など、射幸心煽りまくりな賭け方もクラップスには用意されています。ぼくも単純に「ハード8!」と言いたいがために1ドルや2ドルを賭けることもありますが、得てしてこうした射幸心系のベットはハウスエッジが恐ろしく高く設定していますので、トータルで勝つことを目標にするのならば、お遊び程度にしておくのがよろしいかと。しかし、面白いのは間違いなく、また当たりまくることもあるので、こうした遊びに興じることを決して否定はしません。なにせカジノは自由の殿堂なのですから。

その3 賭ける額が大きくなりがち(対処法追記)

その1やその2がギャンブル好きの人たちに対するハードルであるとするなら、このその3は初心者に対するハードルだと言えるでしょう。

たとえばミニマム10ドルのテーブルであるならば、プレイスベットで10ドル、最初の目(カムアウトロール)が6か8の場合、オッズが50ドル。カムも同じとなった場合、トータル120ドルを賭けることになります。このとき、さいころの目が6→8→7と出ると、わずか3投で全てを失うわけで(ぼくはこれを「3拍子」と呼んでいますw)、これが3回連続となると、360ドルがパー、となってしまいます。

しかしながら、「オッズ部分がハウスエッジ0」ということを前提とする限り、できるだけハウスエッジが掛かる元本を少なく、オッズを大きくというのがセオリーですから、これはやむをえないことかと思います。

問題は、1回のテーブルで(総論で述べた)勝ち抜けをするまでに、いくらくらい凹む可能性があるか、あるいは、いくらの凹みならプラス浮上の可能性があるか、ということになろうかと思います。

あえて経験に基づく独断と偏見から申し上げると、パスラインとカム1箇所の合計2箇所賭けをベースとして、ごく稀に(調子のいいときに)カム2箇所の合計3箇所賭けをする、という前提であるならば、その金額ラインは、

10ドル台で1200ドル、5ドル台なら600ドル

と考えています。実際、このラインを割り込むことはあまりありません。また、ここから回復したことは何度もある一方、例えば10ドル台で1000ドル凹むことはごく普通に発生します(この場合は長期戦を覚悟することになりますが・・・)。

このとき一番大切なことは、

金ならいくらでもあるぞ、という心の余裕

です。したがって、ラスベガスでご紹介したこの方法を使って勝とう、と思う人は、最近のミニマムベット高騰(5ドル台が減っています)を考慮すると、できれば3000ドルは軍資金として用意することをおススメします。

ちなみに、前提条件は実はかなりシビアで、たとえば2箇所が4と10となってしまった場合には(賭け額が少ないので)もう1箇所カムをする、というルールでやった際は、あっさりとこのラインを割り込んで大マイナスに突入する事態が頻発しました・・・。

いや、遊びに行くだけなのでそんな額は用意できないよ、という人は、オッズを元本の2倍までに抑える方法をおススメします。これでもハウスエッジが0.606%となり、パスライン(元本)のみやプレイスベット(6・8)の半分以下になりますので、割がそれなりにいいままに、リスクを抑えることができます。賭け金がフルオッズに比べて6割程度になるので、10ドル台で遊んでも、1テーブルでまず1000ドルは負けないはずです。軍資金も2000ドルくらいでいけるのではないでしょうか。この場合、こまめな勝ちあがりを積み重ね、旅トータルで1000ドルアップを目指しましょう!

その4 カムやオッズ賭けが難しい

これは初心者からたまに寄せられる声です。たしかに、パスラインはみんな賭けているので、みんなが喜んでいれば一緒に喜べばよいのですが、カムについては自分独自の目を設定することになるので、何が出れば自分が勝ったのかが分からない、とか、オッズにいくらかけてよいか分からなくなるという主張です。

これも確かに一理ありますが、何度かプレイしてみれば慣れるのにほとんど時間は掛からないくらい簡単ですので、ラスベガスに行く前に経験者と一緒にぜひ練習をしてみてください。カムであれば、目が決定された後に自分のチップがどこに置かれるようになるのかを良く見ればいいだけですし、オッズも(ラスベガスルールなら)組み合わせの多い6や8は元本の5倍まで、組み合わせの少ない4や10なら3倍まで、その間の5と9は4倍、と覚えておけばよいのです。(あるいは、偶数は奇数倍、奇数は偶数倍と覚えるのもよいかもです。)

とにもかくにも、まずはパスラインとオッズをきちんと覚えれば、あとはそのちょっとした変形ですので、がんばって(?)覚えましょう。

カジノで自分を磨く

さて、いかがだったでしょうか。この方法、とてつもなく簡単ですが、決してメジャーな方法ではありません。多くの人たちが、パスラインは賭けつつ、オッズは1倍、あとはプレイスベットにバラバラ、お金持ちはハードウェイやらCEやらHigh Lowやらにもバラバラバラ、という感じで賭けています。

競馬で言うならば、我々の方法は、ひたすら単勝複勝の2点勝負に徹する、というイメージです。それではつまらないのでどうせなら三連単、三連複、馬連で夢見よう、あるいはとにかく当たりたいのでたくさんの単勝を買い込もう、と考えることも、ある意味ごく普通な感情ですが、ラスベガスに定期的に行きたい、そのためできれば毎回プラスで終わりたい、という場合には、ご紹介したものがうってつけの方法だと思います。

しかもこれ、じゃんじゃん勝つときは結構一気にチップが増えていくのです。まあ大きな額を賭けているからなのですが、チップがぐんぐん増える様子はなかなか気持ちがいいものです。隣の人が俄かにカムを賭け出すこともしばしばです。まあリスクをきちんと認識してやるべきだと思いますけどね。

印象深い出来事がありました。MGMホテルでいつもの賭け方をして、最初ガクンと負けてからじっと耐え、何度かの上昇気流に乗ってなんとかプラス200ドルくらいで上がったときのこと。キャッシャー(チップを現金に変える所)に並んでいると、同じテーブルだったおじさんにばったり出会いました。そして、そのおじさんがこう話かけてきたのです。

「君の方法が一番正しい。だけどみんな我慢強くないからできないんだ。君は我慢強いなあ」

あるいはこんなこともありました。あるテーブルで、ぼくが3箇所賭け(パスライン+カム2箇所)の実験をしていたとき、ほとんど同じ賭け方(ただし2箇所賭け)をする紳士がいました。テーブルでこの賭け方をしているのはこのふたりだけなので、お互いすぐに気づきます。紳士はぼくが3箇所に賭けるのを見ると、「ぼくは2箇所にしておくよ」と笑っていらっしゃいました。かなりお金持ちのような穏やかな紳士でしたが、堅実な方でした。このときは運よく3箇所がぐるぐる廻る回があって、600ドルくらいプラスで切り上げたのですが、その後3箇所賭け実験はうまくいかないこともあったので、あの紳士はかなり経験値のある方だったのではないかと思います。

こんなふうに、賭け方を通じて、自らのフィロソフィーを磨いていく、あるいは他人のそれを垣間見る、ということも、カジノの醍醐味のひとつだと思います。みなさんも、ぜひ、色々試行錯誤しながら、自分の哲学を作り上げていってください。このブログがその手助けになれば、大変うれしいです。

そうそう、この各論を実践するには、総論(これこれこれ)を前提にしていますから、お忘れなきよう!

http://enjoycasino.tokyo/2017/02/07/83

http://enjoycasino.tokyo/2017/02/13/142

http://enjoycasino.tokyo/2017/02/14/146

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