カジノはそんなに怖くないッ!

等身大ローローラーの寝言集

発想の転換!カジノで勝つための本当の「上がり時」 カジノ必勝総論前編

カジノにちょこっと興味のあるみなさんこんにちは。

今回は、カジノで勝つための秘訣中の秘訣、「上がり時」のお話をしてみたいと思います。

この話は、常識的に言われていることとは真逆のことも含まれますので、頭を柔らかくして読み進んでいってくださいね。

ちなみに、繰り返しですが、ここに書いてあることは全て、

ラスベガスで実際にやってみて、成功している方法

です。

それでははじまりはじまり。

プレイヤーが決められるたった二つのこと

これまでのエントリーで、カジノのほとんどのゲームは、「確率との勝負」であり、常勝を目指すためには、「ハウスエッジの低いゲーム」で、「期待値の高い方法(ストラテジー)をとる」ことが必要であることをお話しました。

ということは、プレイヤーは、平均的に勝ちを収めようとするならば、基本的には「プレイの内容は既に決められてしまっている」ということになります。これはマージャンや将棋などと大きく異なる点です。

では、プレイヤーに残された「自主決定権」は何でしょうか?

それは、

  • プレイをするかどうか
  • そのプレイにいくら賭けるか

の2つだけなのです。

ある意味極めて簡単。しかし、同時に、本能と理性の大葛藤という人類普遍の大難問にぶち当たる問題でもあるのです。まさに「ヒゲとボイン」の世界です。

これを、ラスドリ的に分析してみたいと思います。

ハウスエッジと大数の法則について

まず、事前に大事な概念を押さえておきましょう。

サイコロを1個振るとき、サイコロがイカサマなものでなければ、それぞれの目が出る確率はすべて1/6です。

しかし、実際サイコロを振ってみると、6回振ってすべての目が出るなんてことは、まずないでしょう。30回振ったって、ほぼ必ずどれかの目に偏りが出るはずです。

振る数をどんどん増やしていくと、ようやくそれぞれ目の出る確率が1/6に収斂されていく。これがいわゆる確率論や統計学で言うところの「大数の法則」と呼ばれるものです。

カジノのゲームは、原則的に確率論の世界ですので、この法則が働くはずです。

では、いったい何が何に収斂されていくのでしょう?

・・・・・。

そう、お見込みのとおり。

「収益」が「ハウスエッジ」に収斂されていく

わけなのです。

「ちょっと待って。ハウスエッジに収斂されていくんだったら、勝てないじゃん」

そう思ったあなた。鋭いです。以前述べたとおり、カジノゲームはどうやったってカジノ側が勝つように設計されています。しかし、理想(理論)と現実にはギャップがあるのは世の定理。カジノだって例外ではありません。

ちょっとだけまじめに考えてみましょう。大数の法則は、まさに「無限大」「たくさん」やれば、期待値に収斂されるという法則。では、どうやって収益がハウスエッジに収斂されるのでしょう。

・・・・・。

もうお気づきですね。

勝ったり負けたりを繰り返しながら収斂されていく。

我々人間個人は、有限の世界を生きています。そこに勝てるチャンスが出てくるわけです。

頭と心の葛藤に克て!

つまり、こういうことです。下の図をご覧ください。

カジノでプレイをすると、プラスとマイナスを繰り返しながら、最終的にはハウスエッジに収斂されていきます。

ということは、単純に考えて、こう言うことが出来るのではないでしょうか。

  • プラスのときには、そのうちマイナス方向の力がかかるはず。
  • マイナスのときには、そのうちプラス方向の力がかかるはず。

この二つのことを前提として、ぼくはあえて、理想の戦略を提唱したいと思うのです。

有限の個人が、カジノに勝つための方法論。それは・・・

 

 

「勝つまでやめるな。勝ったらやめよ」

 

 

つまり、②のマイナスの時にはじっと堪え、①のプラスの局面で確実に利益確定する。チマチマで構わないので、ちょっとずつ利益を積み重ねていく。

言われれば「なーんだ」と思われたかもしれません。

しかし、実際にこれを出来る人はほんの一握りです。なぜか。

それは、

「人は、いま起きていることが永遠に続くと思いがちな性質があるから」

です。

実際のシーンに当てはめて想像してみましょう。

【失敗例1】

先ほどの図をもう一度見てください。

①の勝っている時。本来は止め時を考えなければならないのですが、実際は

「このまま勝ち続けちゃうんじゃないのかな」

とついつい思ってしまい、せっかくの止め時を逃してしまいがち。

みすみすプラスを減らしたり、マイナスに突入してしまうことだってよくあることです。

【失敗例2】

ただ、①は「勝ち逃げだぁ」といって巧く止められる人も、結構な割合で存在します。

実際のカジノにおいて、もっとずっと難しいのは②の時なのです。つまり、負けが込んでズルズルとマイナス値が大きくなっていく局面です。

ここは、理論から言えば、「じっと耐えてプラスに向かう力を待つとき。」なのですが、どうしても人はこう考えてしまいます。

「このまま負け続けたら大変なことになるぞ・・・」

そして、カジノでは全般的に①より②の局面が多いため、マイナスでの損切りを繰り返し、あるいは一発逆転を目指して無理な勝負に打って出て敗れ、マイナス値を雪だるま的に増やしてしまいます。そうなると、やっとめぐってきた①の局面でも、ちょっとやそっとでは利益確定が出来ず、せっかくのプラスを積み重ねる機会を逃してしまう、、、という悪循環に陥る人が後を絶たないのです。

 

上の2つの事例は、心理的な要因により理論が実践できなくなってしまった典型例です。心が限界に達してしまった事例と言えるでしょう。このように、この理論を実践する上では、「4つの限界」がハードルとして立ちふさがってくる、、、とぼくは考えています。

じゃあ、心の限界以外のあとの3つはいったい何。。。??

だいぶ長くなってきたので、これは次回お話しすることにしましょう。

今回ぼくがお伝えしたかったことは、カジノゲームは確率論の世界であること、しかし確率には揺れがあり、そこに我々弱小プレイヤーの付け入る隙があること、そして、カジノで勝つためには、「目の前で起きていることが世界の全て」と思いがちな心を克服し、クルリと発想を転換して、諸行無常・七転び八起き・人生万事塞翁が馬な世界に身を委ねてみるべきことが必要なのではないか、ということなのです。

もちろん、この戦法は正しい前提条件をきちんと守らないと非常に危険ですし、きちんと守ったからといって、大きく負ける危険性だってゼロではありません。

ただ、「雰囲気」で「なんとなく」勝負に挑んだとしても、そうそう勝たせてくれるほどカジノは甘くありません。今回の、ある意味極論的な提言は、カジノに対抗するためのひとつの知識・方針として、覚えておいてもいいものではないかなと思うのです。

とはいえ、これで実際やってみようといってもたぶん巧くいきません。

次回、もう少し細かい前提条件や補足事項を書いていきたいと思います。どれだけ理論的に正しくても、実践できなければ全く意味がないですからね。

追い追いぼくが実践する具体的な方法についても、書いていこうかなと考えているのであります。

 

中編はこちら

http://enjoycasino.tokyo/2017/02/12/142

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